斜視手術体験記 ①
斜視で悩んでいる方、たくさんいるでしょうか?
人はもともと、若干の斜視があるようですが 自分で調節できていれば
自分はもちろん、他人にも気付かれないのだそうです。
私はというと、幼いころから斜視があり 左目は弱視で光に弱く
写真を見返すと、いつも左目を眩しそうに細めていました。
一度眼科で検査もしたようですが 母曰く
【治らない】と言われた・・・・と、今でも言っていますが
おそらくこれは【完全には治らない】という事ではないか?と私の担当医師が言っていました(苦笑)
小さい頃に治療した方が、治るといわれていますよねぇ。
これは残念な私の過去です(苦笑)
幸い、自分で意識して調節すれば視点を中央に置く事も出来ていたので
そのまま数十年放置していた斜視ですが、20代後半から子育ての為に家庭に入ると
斜視が酷くなっていったのです~不思議ですが、仕事を辞めたことで
人とのかかわりも減り、斜視を意識しない生活が続いた事もあったのでしょう。
ここ数年では、年のせいか 調節も不可能になる事が多く
疲れ目・酷い頭痛や肩こり症状に悩まされます。
いつも右目のみで見ているのに、急に斜視である左目の
とんでもない角度の画像(真横)が頭に飛び込んできて、脳の中で混乱するという錯覚も増えてしまうし
遠近感もつかめず、よくお茶を注ぐときにこぼしてしまいましたよ。
斜視に加え乱視持ちなので、メガネを買って回復を試みましたが
乱視要素だけを省いてみても、目の疲れは癒されず。
ちなみに、斜視はメガネでも補正できるのです。
レンズに角度を入れて、斜視で横にずれている瞳でも
きちんと目の前を見れるようにしてくれるのです。
斜視の方の目は意識的に使われない事が多いので、視力が弱くなりがちになるのを防げるようですが
私はレンズで補正できる角度の許容量以上に斜視の角度が付いているので(汗)
一度、作ってはみたけれど2重に物や差し込んだ光が虹が見えちゃったりで、ひどい眼鏡になりました。。。
適応量の角度をつけるには、レンズにさらに角度を受けるためにシートを貼り付ける、、、と言われ却下!
角度の補正が難しいのが難点で、歩行なども慣れるまで時間もかかるメガネだそうです。
で、メガネでの補正をあきらめ、乱視だけ補正して使っていたのですが破損させてしまい、再度眼科へ。
そこの医師が、メガネより私の斜視に興味を持ったようでして・・・・紹介状もらっちゃったのがきっかけ(苦笑)
数年まえにテリー伊藤氏が斜視のオペをして
『三万円でこんなに楽になれるんだったら、もっと早くやればよかった!』
、、、というような事を、嬉しそうに話しているのをテレビ見た事があります。
それを見て、実際オペをした人もいたようですね~私も、すごく惹かれる内容でした。
でも怖かったし、今までできなかったんだよね~。。。