子供の帯状疱疹(発疹)記録 その3
歩くだけでも痛がる息子を連れて、大きな病院へ。
もちろん皮膚科受診。 一晩でかなり症状拡大。
前日小さかった疱疹もひとまわり大きくなった。
待合室に行くまでの間、すれ違う人も他の科受診で待っている人も息子を見る見る、、、、注目の的。
とても可哀想であるが、本人は気にしてない、、、いや、気づかない。
痛いの我慢するだけで一杯いっぱいです。
診察室で今までの経緯を話し、ガーゼで覆われた顔を見せると
医者 『うぅ~~ん、、、帯状疱疹かヘルペスだねぇ。。。』
私 『もらった薬利かなくて、どんどん広がるんです』
医者 『まだどっちか分からないし、様子を見ましょう。薬は同じだから、今日は飲み薬も出しておきますね。一日4回』
私 『はぁ。。。』
一日4回も飲む薬が出るし、このまま症状が治まるのではないか?
皮膚科に診せたから、大丈夫だろう~と自分に言い聞かせる。
内心、え!!こんなに酷いのにそれだけで本当に大丈夫なの??と思いつつも。
帰り道、息子は痛くて歩けない。
やっと家についても食べれないので体力が無くすぐに横になって寝てしまう。
ほとんど一日中寝てばかり。
途中、痛みで起きて泣き喚く。
顔が痛いので寝返りがうてず、ただ真っ直ぐ上向きで寝ているので息をしているのか心配になるくらい不自然。
水分補給だけは・・・と思ってポカリを買って飲ませているが唇がボコボコになりコップが使えない。
ストローに換えてしばらく飲ませるようにしていたけど夜にはストローもくわえられなくなった。
唇がボコボコで、しっかりストローをくわえる事ができず口の横からポカリが漏れてしまう。
薬を塗り続けているのに一向に治まらない疱疹。
一日4回の飲み薬すら効果を感じられずどんどん悪化していく息子の症状。 絶対ヘルペスなんかじゃない。
眠れず夜が明け、明後日に受診、といわれた皮膚科に駆け込んだ。
症状が悪化したら受診してください、といわれていた。
部屋に入ってきた息子を見るなり
医者 『あ、コレは帯状疱疹だね』
やっと病名確定したようだ。遅いよ、確定が!
この時になると、息子の顔半分くっきり綺麗に顔半分だけ、しかも帯状に疱疹が広がっていた。
赤く炎症している部分も、はっきり区別が付く感じで顔半分の帯状。
帯は神経に沿って出ていて三叉神経に沿っている。
疱疹は頭皮にまで及んでいて範囲は広い。
私 『もう飲み物も飲めなくて・・・』
医者 『あぁ~じゃあ、入院だね』
すごく軽い口調で言われる。。。なんだかやるせない気持ちだが、入院といわれ
『あぁ、これで大丈夫だわ~』と安心もしたりする。
あ・・・・しかし・・・・・・・ 私の子供は息子だけじゃなかった(汗)
今夜は旦那は帰りが遅い。
シフトを変ってもらえないかも、と昨夜言っていたし(汗)
娘ひとり、家に置いておく訳にもいかない。
どうしよおぉぉ~~~ 頭の中で色々考えながら、息子を小児科へ。
入院手続きと点滴を受ける為に来たのだが、、、今日、今すぐの入院、、、、させたいが、させられる準備が整わない。
私 『すいません、入院といわれたのですが娘も居まして・・・どうしても入院でしょうか』
息子の事を考えると、入院が良いに決まっている。それは十分承知だし、そうさせてあげたい。
でも、娘の対応が出来ない。親として、良い方法ではないと思いつつ、入院の延期をお願いしてしまう。
医者 『血液検査をして、状態が大丈夫なら明日でもいいですよ』
脱水の症状が無ければ大丈夫らしい。
血液検査の結果を待ちながら、3時間ほど点滴。
その間に旦那へ連絡を取ったりするのだがどうしても夜のメドがたたない。
看護士さんに入院の受け入れ時間を聞いてみた。
もし、旦那が夕方に帰ってこれるのなら
夕方から入院できない物か、と思ったのだが・・・・5時まで、と言われてしまった。。。
案外、融通が利かないものだ、と落胆。
今考えれば、もっと良い方法があったと思うけどこういう時って、なかなか冷静な判断、という物が出来ない。
ジジ・ババにも変に遠慮した気持ちもあったりで一日待てば入院できるんだから、と言い聞かせてりもした。
いや、母親なんだから、もっと図々しく出ても良かったんじゃないか、と今は思う。
もっと早く入院して投薬を受けさせる方法を考えればよかった、と、今は後悔している。
血液検査の結果は大丈夫、ということでひとまず自宅に帰る。
息子は歩けないのでベビーカーで移動。
朝から病院に言ったのに 帰ってきたら娘の帰宅時間だった。
息子は相変わらずで寝るか泣くか。ぐったして、いつものおしゃべりと笑顔が消えている。
見ているのも辛い状態。 一晩明けて、明日病院へ行けるのを待つばかり。